2020-09-05

小型クリーナー用紙パックを受注生産

オリジナル商品の開発・販売以外に、クリーナー用紙パックのOEM生産の注文を受け付けております。
ご指定のデザイン・サイズの紙パックを中国にあるごみパック専門工場で製造し、輸入してお届けするサービスです。

これまでmakita製クリーナーで使える紙パックを製造販売してきた経験と工場とのつながりを活かして、このゴミパック受注生産のサービスを開始しました。

日本で紙パックの受注製造の現状

日本にもクリーナー用紙パックを製造している工場はいくつかあります。
歴史のある工場ですと大手メーカーと直接取引をしているところもあります。
ところが充電式クリーナー用の紙パックの製造をしているところは、知る限りでは日本にありません。
充電式クリーナー用というよりは小型クリーナーで使われる小型の紙パックを作っている工場が日本にありません。
実は紙パックの製造には専用の機械が必要で、
日本には小型紙パックを作る専用の機械を持っている工場がないのです。

中国で紙パックを受注生産

カウベストも最初は日本で工場を探しはじめ、この現状がわかり海外で工場を探したという経緯がありました。
中国には紙パックを作る大きな工場をもつ企業がいくつかあり、
世界の掃除機メーカーから注文を受けて製造しています。

その中の1つの工場に生産を依頼しています。
中国から輸入するとき紙製品には関税がかかりませんし、
日本の隣の国ですので輸送にかかる日数も短くてすみます。

中国でOEM生産することはメリットが多いですが、注意する点もあります。

1つはコミュニケーションの問題です。こちらの目的の物を製作してもらうためには、中国人の感覚に合わせて情報を伝える必要があります。
直接会わずにメールのみでやり取りを行いますが、文章の書き方には工夫が必要です。
そして設計図も送ります。この図の描き方にもコツがあります。

もう1つが不良品の発生率です。1%で不良品がでます。
100個作ると1個は不良品がある計算です。
注文の最小ロットは5,000個になりますので、5000個注文すれば50個発生します。

もう1つは製造数のばらつきです。
物の製造では必ず不良品は発生します。
日本の工場であれば多めに生産して検品し注文数だけ発送します。

ところが中国では違います。
注文数ぐらいの数を製造し、検品せずに発送します。
こうすることで人件費を下げているのです。
このようなことが中国では日ごろから多くの商品でありますので、
中国の人々の感覚では「買うと一部不良品が入っている」ことはよくあることなのです。
よくも悪くも中国人は大らかで細かいところは気にしませんので、中国の中ではこれで成り立っています。(生活雑貨や価格の安い商品についてです)

お届けする商品数

ところが日本では「商品を購入して不良品にあたることが少ない」のが普通の感覚です。
そのため中国で紙パックを生産した場合には必ず検品が必要です。
カウベストでは日本国内で1個ずつ検品して、不良品をはじいています。

ですので、ご注文の紙パックがお手元に届いたときには不良品はほぼ皆無(実質ゼロ)です。

それでも工場から届く数が正確ではなく、不良品が含まれるということは避けられませんので、
ご注文いただいた数だけお手元にお届けすることができません。
検品してわかった良品の数の分の料金をいただいております。

お問い合わせから商品が届くまで

お問い合わせください

紙パックの製造の依頼にご興味がございましたら、お問い合わせのページからご連絡くださいますよう、よろしくお願いいたします。

ご希望の情報を教えてください

折り返しメールをお送りします。打ち合わせは基本はメールになります。
(急ぎの場合には電話でお話します)

メールでご返信いただくときに必要なのが

  • 紙パックの正確な図面(正面、背面、側面、上面それぞれ)
  • 生産する個数(最小で5,000個です)
  • 希望納期と納品場所
  • その他のご要望
  • 完成品のイメージの画像

になります。
これをもとに工場に「可能かどうか」を問い合わせいたします。
回答がきましたらお知らせします。

この時点ではまだお見積りができません。
これは工場が「試作した上で金額を回答してくる」ためです。

試作品の製作

次の段階は工場での試作品の製作になります。
通常は3枚から5枚までですが、最大20枚程度までなら可能です。
試作品を製作するには料金が発生いたします。
これには工場に渡すための図面の製作・人件費・製作コスト・配送費が含まれています。
試作品を製作するためのお見積りをメールでお送りしますので、ご注文されるかどうかご判断ください。

試作品の製作をご注文いただきましたら、手配いたします。
こちらで検品し問題ないことが確認できましたら、お知らせいたします。
料金を銀行口座にお振込みいただきましたら、試作品を配送いたします。

またご希望の数を生産する場合の料金のお見積もお送りします。

正品のご注文

試作品が届きましたら、お試しください。
問題ないことが確認できましたら、ご注文数をお決めください。
もしサイズやデザインに変更がある場合には、ふたたび試作品の製作をご依頼ください。

最終的な試作品を使って問題ないことがご確認でき、
ご注文数が決まればご注文ください。(必要に応じて見積書を作り直してお送りします)

前金のお振込み

工場に製作を依頼するためにはお見積金額の一部を前金としてお支払いいただく必要がございます。

銀行口座にお振込みください。(手数料が発生する場合にはご負担お願いいたします)

生産完了後、輸入し検品

工場で生産が完了したら日本へと輸入します。
税関を通過しましたらカウベストで検品いたします。
検品が終わり、良品の数をもとに最終お見積りを作成いたします。

残金のお振込み後、発送

最終お見積りに記載された残金を銀行口座にお振込みください。
ご指定の住所に商品を発送いたします。

お問い合わせはこちら

ご興味ございましたら、お問い合わせページからご連絡ください。

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